「常にユーザーを意識したデザイン」を提案するデザイン事務所ブランコの春木健太氏に話を聞いた。

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日々ユニークでアクセシビティに長けたデザインを提案しているブランコ。近年はWebサイト、印刷物、映像などメディアの枠にとらわれず、地元福岡だけでなく全国からデザインを総合的に請け負うことができるまで急成長した。代表の次に社歴が長く、その目まぐるしい変化を見届けてきた一人、春木健太氏に話を伺った。

ー今までで印象に残っている案件はなんですか?

春木健太氏(以下、春木):福岡を拠点に全国展開しているドレスショップ「渕上ファインズ」さまのリクルートサイトのリニューアルは印象深いです。リニューアル前のサイトは雰囲気が堅く、ファッションが好きでドレスショップに就職することを目指す学生には魅力的に響いていないかもという課題がありました。

そこでクライアントの人事採用チームと入社1年目や内定者の方と一緒になって20名ほどのプロジェクトチームを立ち上げました。実際のユーザーに世代や感覚が近い人々の意見を集め、デザインなどに反映をしていきました。ブレストをし、意見交換をすることで、ひとつひとつ丁寧にユーザーの要望と向きあって作り上げることができたと思います。結果として多くの求職者の方に訪問・共感していただき、エントリー数が増加したと伺ったときは努力の成果が実感でき、うれしかったです。

春木氏がデザインを担当した「渕上ファインズ リクルートページ」

あと、僕が担当した自社のポートフォリオも印象深い仕事のひとつですね。仕事としてページものの制作は初めてだったのですが、社内の先輩グラフィックデザイナーに教えてもらいつつ試行錯誤して取り組み、納品された印刷物を見た時は、うれしかったです。

ーデザイナーとして日々こだわっていることはありますか?

春木:デザイナーとして、自己表現のためにデザインするのではなく、常にユーザー目線にたって、目的の達成と課題を解決する手段としてデザインに取組むように心がけています。また、デザインするときは収まりすぎないこと、プラスアルファの要素を加えてクライアントの要望を上回る提案をするようにも心がけています。提案した結果、デザインの意図をご納得していただき、提案のデザインを採用してもらえると、とてもうれしいですね。

ー会社の良さを教えてください。

春木:僕が入社した時は代表も含めて4名ほどだったのですが、今では18名までに増えました。いろいろなジャンルを得意とするメンバーが加わったので、Webだけでなく、グラフィックや映像、イベントなど幅広く提案できるのが良いところだと思います。実際にクライアントからWeb、印刷物、映像のデザイントーンを合わせたいと言われることがあるので、トータルで御提案できるのは強みだと思います。

また、社内の雰囲気も良く、みんな仲が良いです。社内イベントも多くて、月に一度は会社主催の飲み会があり、そこでその月に頑張った人に各自投票して、MVPを表彰しています。先月はベランダでバーベキューもやりました(笑)

ー今後挑戦したいことはありますか?

春木:社内のスタッフ全員を巻き込んだことがやりたいです。あらゆるジャンルに見識のあるスタッフがそろっているので、イベントを主催して、そのフライヤーをデザインし、Webサイトを作って、その様子を映像に収めて…と全てのスタッフで取り組むことにチャレンジできたらと思います。

また、スタッフをマネジメントする役割としては、現場の空気感を敏感に捉えて、無理をしているスタッフはいないか、悩んでいるスタッフはいないかもっと気にかけるようにしたいですね。あと個人的には音楽が好きなので音楽関係のお仕事ができればと思います。

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